おはようございます!
あっついですね〜。
もう8月ですもんね!
体調管理に気をつけていきましょう。
今日は、ZINE(ジン)についてお話ししたいと思います。
ZINEとは、すっごい簡単にいうと個人で作った文芸集(雑誌)のことです。
自費出版する場合もあります。
日本でいう同人誌みたいなニュアンスですね。
ZINEの正式な歴史について、私はまだしっかり確認できていないので言及を避けますが、私の感覚だとアメリカの女の子たち(主にティーンエイジャー)の文集みたいなイメージがあります。
自分のハマっている音楽や映画、最近の出来事などを独自のデザインで綴った小冊子を作って友達に配ったり、文通みたいに遠くに住む人とやりとりしたりする文化ですね。
日本でも最近、ZINEを作って売ったり交換する、という文化が一部でみられます。
私はティーンを終えてからZINEを知った口なのですが、ZINEの文化に触れるのが好きです。
特にアメリカの。
同じ10代でも考えていることが全然違ったり、スクールカーストとかメンタル不調、フェミニズムなどに言及しているものもあって、かなーり興味深いんですよ。
ZINEに興味を持った方にお勧めの作品をご紹介します。
ZINEの発展版ともいえる、分厚い本。
『ROOKIE YEARBOOK』です。
(第1集にあたるONEの日本語版は、アマゾンだと現在未入荷みたいです泣)
作者のTavi Gevinsonは11歳でファッションブログを立ち上げ人気となり、オンライン雑誌の編集長として執筆や編集を担当。
このROOKIEも、彼女のウェブマガジンを冊子にした感じです。
アメリカじゅうの女の子たちからの寄稿を集めた、分厚い卒業文集みたいな作品です。
非常に読み応えありますよ〜。
作品自体は第4集まで出版されていますが、日本語訳は現在第2集までとなっています。
(私も第1集は日・英それぞれ、第2集は日本語版を持っています。)
気になる目次をちょろっとご紹介します。
『ROOKIE YEARBOOK ONE』より
・キスされたことがない
・女の子同士のケンカ
・小さな町で生きていくには
・冬のセーター図鑑
・緊張して吐かずに好きな相手とお近づきになる方法
・はじめてのセックス体験
・10分で部屋をきれいにする方法
・ZINEのつくり方
はい。
めちゃめちゃ読みたくなりませんか?笑
精神的・身体的に大人になる過程のあれこれが、等身大の目線から語られています。
この作品をまとめたTaviの天才っぷり、アメリカのティーンの頭の中の面白さを存分に楽しめる作品になっています。
店頭だとあまり見かけないのですが、ちょっと前に六本木の青山ブックセンター(現在は閉店)で日本語版を見つけました。
洋書を取り扱っている本屋さんならあるかもしれません!
ぜひ、探してみてくださいね。
きっと面白いですよ。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
それでは♪