恩田陸　Q&A

こんにちは。

更新時間が遅れすぎてすみません。

休み明けですね〜。

今日はこの4連休中に読んだ本をご紹介します。

恩田陸さんの『Q&A』です。

〈あらすじ〉

都下郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず―多数の被害者、目撃者が招喚されるが、ことごとく食い違う証言。防犯ビデオに写っていたのは何か?異臭は?ぬいぐるみを引きずりながら歩く少女の存在は?そもそも、本当に事故なのか?Q&Aだけで進行する著者の真骨頂！（単行本裏表紙より）

この「大型商業施設で何かが起こったけど、何が起こったのか分からない」という題材がめっちゃ面白かったです。

一気読みしちゃいましたね。

全体の感想としては、若干最後が不思議展開というか、そんな印象を受けました。

私恩田陸さんの小説を読むのはほとんど始めてだったのですが、ちょっとファンタジー的要素が入るのは恩田さんのカラーらしいです。

自分の日常がいかに儚く、いつひっくり返るか分からないな〜と思わせられるストーリーでした。

序盤〜中盤にかけては小説としてまとまっている！！というより、ルポライターをみているような感じでしたが、終盤で一気に物語要素が出てきて、そこに少し戸惑いました。

でも読み物としては大変面白く、最後まで読み切れる作品でしたね。

面白い本はどんなに忙しい読み手にも、時間を作らせると私は考えているのですが。

まさにそんな感じで、すごく忙しくてもつい手にとっちゃうくらい、先が気になる展開でした。

私は全然忙しくない超ヒマな連休中でしたがwww

時間を忘れて読書したい人、是非お勧めです！！

随分涼しくなってきたので、読書も捗りますね。

また読んだ本を紹介していきたいと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

それでは♪