『天使の囀り』貴志祐介

おはようございます。

私は何回も同じ本を読むのが好きなのですが、この休日はこれを読み返していました。

『天使の囀り』貴志祐介

貴志祐介さんの作品は、題材に関する物事への下調べがめちゃくちゃ丁寧なので、シンプルに勉強になります。

また、文章も素晴らしいですが話の構成、アイディアが抜群に面白く、「ああ、小説家とはこう言う人がなるんだなあ」と日々感じています。

あらすじ
ホスピスで終末期医療に携わる精神科医・北島早苗と恋人で作家の高梨。高梨は病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?

 

物語全体に説得力がありすぎて、現実世界でも普通に起こり得そうな怖さがあります。

ボリュームのある小説なので、じっくりゾワゾワしたい方にぜひお勧めです。

秋の読書にどうぞ♪

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

それでは♪

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